太陽光発電へのとびらのとびら

太陽光発電、太陽光発電所、税制上の扱いなど学んだことをメモしていきます。

いろいろ太陽光発電のことを考えていかなければならない

鬼怒川が決壊して、避難生活を強いられている人たちが現在太陽光発電に怒りの矛先を向けていると言う記事を目撃することがあります。太陽光発電は環境に優しいと言われていますが、果たしてそれは全面的に事実なのでしょうか。時には、太陽光発電はデメリット的要素を高めることもあり、太陽光発電の問題は総合的に語られていかなければなりません。

2015年9月11日の集中豪雨で茨城県常総市の堤防が140メートル、崩れ落ちてしまったのは、上流の同市若宮戸地区の川沿いに広がっている太陽光発電パネルの設置工事が原因と言われています。 実際には、宅地、鬼怒川の間には丘陵地は掘削されて土がむき出しになり、太陽光発電のためのパネルがギッシリと敷き詰められています。2014年には、丘陵部の幅約150メートル、そして高さ2メートルの部分が太陽光発電で削られてしまったのです。ここは民有地と言うことで太陽光発電の問題は危惧されていたものの、行政が口出し出来る状況ではなかったようです。太陽光発電が原因で、鬼怒川氾濫の原因を招いたと言われているものの、可能性はあるものの、更なる検証も必要でしょう。

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太陽光発電の考えるべき問題】

太陽光発電は環境に貢献している、環境に優しいと言われているものの同時にこのような問題を懸念していかなければなりません。時に太陽光発電は環境に優しいも

 

のではないかもしれません。  過剰な優遇策によってのバブル化の問題、環境破壊がおまけにここで懸念されています。太陽光発電について、環境保全、安全ルールと言う問題を今後真剣に考えていかなければならないのです。いえ、もっと以前にしなければならないことを怠ったために、今回このような被害が出たと考えることが出来ます。公益事業を担う資格のない、悪質な事業者たちが流失して、安易に太陽光発電に関わることに大きな問題があるのではないでしょうか。

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【環境に優しいと言われている太陽光発電なのに】

太陽光発電が環境に優しいということがキャッチフレーズゆえ、なんとも本当にこのようなことは、やりきれない思いです。ただし、もしもこのようなことが事実であれば、私達は、このようなことを総合して考えて、太陽光発電はNOかYESかと言うことを決定していかなければなりません。

あるテレビ番組では、川の水があふれる越水が起こった場所付近には、2つの業者がソーラーパネルを設置していたとのことです。自然堤防よりも川側へとソーラーパネルを設置をしているA社と、自然堤防のあった位置にソーラバネルを設置しているB社。この2つの会社が同時にこの場所に太陽光発電導入を積極的にすすめた事に問題はないでしょうか。オレは川の側に、オレは堤防に、それぞれ仲良く領域を決めはしたものの、2つの業者の太陽光発電の導入に、「越水」を守ると言う堤防のシステムの方は耐えきれずうまく行かなくなっていることはないでしょうか。

ただし、A社の方はもともと平坦だった場所に太陽光発電のパネルを設置している為に問題はないと公表をしているようです。B社はと言えばここはもともと堤防だったと言う認識がなかったようです。ここまでは水が来ないと言うことを不動産業者がしっかり断言していたと言うことです。

一応懸念はあったものの、安全と言われ、太陽光発電の導入はスタートしたようです。ただし、工事の時、近隣住民の心配が解消されていた訳ではありません。実際に今太陽光発電のせいで被害が起こったと決めつけることにもリスクがありますが、太陽光発電は、環境に優しいといいながらも、自然を壊して作られているということにちょっと考えることはないでしょうか。それは、人間が生きていく上での宿命としてあきらめてもらう以外方法はないことなのでしょうか。

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